tumuguスタッフが綴るほうじ茶のこと、日常のこと。
抹茶と同じように贅沢に育てられた 抹茶茎ほうじ茶
すっきりとした旨みで食事のお供にぴったりな「抹茶茎ほうじ茶」ですが、今回は商品名に「抹茶」と入っている由来をお伝えします。
「抹茶茎ほうじ茶」には、抹茶の原料となる「碾茶(てんちゃ)」の茎の部分を使用しています。
「碾茶」は高級茶として知られる「玉露」と同じように、茶摘みまでの約1~2週間茶畑全体を藁やよしずなどで覆い、日陰の状態で育てられます。
日陰の状態で育てることで、葉は鮮やかな緑色となり旨味や甘味の濃厚な味わいのお茶となります。
茶摘み後、揉む工程を経ると「玉露」となりますが、揉まずに乾燥させると「碾茶」となり茎などと選別して茶臼で挽いたものが「抹茶」となります。
その「碾茶」の茎の部分を焙煎して「抹茶茎ほうじ茶」ができているのです。
なお、揉む工程が加わる玉露・煎茶などの茎の部分は「雁が音(かりがね)/白折(しらおれ)」(※京都・九州で異なる)と呼ばれます。
揉む工程がなく茎に成分が残ったままローストするため、香りが良いのも特徴で、碾茶茎の風味を損なわないよう浅めに焙煎し、さっぱりとした味わいに仕上げました。
また、サクサクとした食感で砂糖や塩をまぶして、スナック感覚そのまま食べても美味しいです。
そんな名前の由来や育った環境を想いながら、ぜひ「抹茶茎ほうじ茶」を味わってみませんか?
▼商品情報
原材料名/緑茶(福岡)
内容量/ティーバッグ5g×14包、2包
製造/牛島製茶
おすすめペアリング/和食、重めの食事の後
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