煎茶同様、ほうじ茶も多くの工程を経て作られています。
基本の行程は煎茶とほぼ変わりませんが、仕上げ加工を終えた茶を約200℃に熱した焙煎機で焙じます。
ほうじ香が生じるまで焙じることにより、香ばしさとすっきりとした軽い味わいが楽しめるようになるのです。
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- 摘み取り
- 茶畑で摘み取られ茶工場へ
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- 蒸し
- 生葉を蒸気で蒸す
(釜炒り茶の場合は釜で炒る)
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- 冷却
- 葉の表面の水分を取り除きながら冷ます
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- 粗揉(そじゅう)
- 粗揉機に入れて揉みながら
熱風で乾かします
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- 揉捻(じゅうねん)
- 葉に力を加え水分の均一化を図りながら
揉む。
工程中唯一熱を加えない
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- 中揉(ちゅうじゅう)
- 葉を再び揉みながら熱風で
乾かす
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- 精揉(せいじゅう)
- 葉に熱と力を加え、かたちを整えながら
乾かす
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- 乾燥
- 茶を十分に乾かす
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- 選別
- 葉の形を整えるため、ふるい分けたり、
切断したりする
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- 乾燥(焙煎)
- 茶をさらによく乾燥させ、かおりや味を
引き出し完成!
ほうじ茶と煎茶の焙煎の違い
ほうじ茶や煎茶など茶葉や用途により最終工程の焙煎温度・時間が変わります。
通常「煎茶」は新鮮香りを残すため110°~120°で乾燥火入れしますが、「ほうじ茶」は香ばしさを出すために180°~200°程度で焙煎されます。
この火入れで「火入れ香」が付き、これは日本茶独特のものです。
tumuguの定番ほうじ茶は他素材をブレンドしていない農家さんオリジナルのスタンダードなほうじ茶で、基本的には上記の工程で作られています。
まずは、お試しセットでその違いを体験されてみてはいかがでしょう。
▼農家さんオリジナルのほうじ茶
→牛島さんのほうじ茶(福岡/八女)
→宮﨑さんのほうじ茶(宮崎/五ヶ瀬)
→太田さんのほうじ茶(佐賀/嬉野)
→天野さんのほうじ茶(熊本/水俣)
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