生産地を訪ねて

安心、安全、そしておいしく 宮崎茶房

エピソード1 宮﨑茶房と無農薬栽培

お茶を作り始めて四代目の宮﨑さんが、無農薬栽培への取り組みを始めたのは、昭和58年のこと。3代目のお父様の代からでした。無農薬栽培に切り替えてからというもの、「安心・安全なお茶を作る」という一心で栽培を続け、平成13年にはJAS認定を取得。
今では130カ所に点在する畑の面積は約13ヘクタールにもおよび、畑ごとの特性を生かしながら約20種類のお茶を栽培しています。

また、さまざまな種類のお茶作りにも取り組み、緑茶はもちろん、釜炒り製法を生かした紅茶や烏龍茶など個性豊かなお茶がそろいます。

エピソード2 五ヶ瀬の特産「釜炒り茶」

日本茶の製法は、大きく分けて「蒸し製」と「釜炒り製」があります。
ほとんどの日本茶は「蒸し製」が主流ですが、宮﨑茶房では「釜炒り製」を用いた「釜炒り茶」と呼ばれるお茶のみを製造しています。

「釜炒り茶」は、主に九州を中心に製造されていますが、その中でも地域は限られ、五ヶ瀬はその数少ない生産地のひとつです。釜で炒るため、クルンと丸まったかわいらしい茶葉と、「釜香」といわれる独特な香りが特徴です。この技術と農園に魅力を感じ、全国から若者たちがここを訪れます。

宮崎茶房のしごと

宮﨑茶房では、若いスタッフたちが生き生きと仕事をしているのが印象的でした。
こののびやかな環境が、美味しいお茶を生んでいるのです。

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  • 1.スタッフと、手揉みで新しいお茶の実験中。
  • 2.茶葉を干したり、揉んだりする大きなザル。
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  • 3.手摘みした摘みたての茶葉。
  • 4.新しい試みを、楽し気に見守る宮﨑さん。
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  1. 1.スタッフと、手揉みで新しいお茶の実験中。
  2. 2.茶葉を干したり、揉んだりする大きなザル。
  3. 3.手摘みした摘みたての茶葉。
  4. 4.新しい試みを、楽し気に見守る宮﨑さん。
  5. 5.事務所の中も、和気あいあい。
  6. 6.天気の良い日は、外でのんびり休憩。

お茶に関する活動やお仕事以外の一面もご紹介!宮崎亮さんってどんな人?

いつも朗らかな宮﨑さん。スタッフとも楽し気に仕事をされる姿が印象的。そんな宮﨑さん、お茶以外にも秘かに大好きなのが「占い」。ちょっと意外でした。

宮崎亮さんの写真

愛用の占いグッズの写真
  • たくさんの種類のお茶が!

日頃は、この「テイスティングルーム」にいる事が多いそう。

おすすめの茶道具

常滑焼の急須 
~伊藤雅風作~

どんな茶葉も美味しく入る魔法の急須なので、テイスティングの際は使用しないようにしているくらい。