お茶の香りの正体 | ほうじ茶屋tumugu

お茶にはなんと、300以上の香りの成分が含まれていると言われ、まだ全ては解明されていないません。
お茶の清々しい香りは、実はたくさんの香り成分が複雑に絡みあって生み出されています。

茶葉の持つ素材本来の香りや、製法により生まれる香り。

仕上げ工程の乾燥火入れにより生まれる独特の甘い香り。

ペットボトルの緑茶などは火香を強めたお茶を使用しているものが多いです。

生葉には青臭い香りの成分が多く含まれ、新茶の香りに貢献していると言われている。
お茶の製造段階で、生葉を蒸すと青臭い香りがやわらぎ、若い芽のような香りになる。

さわやかな若い芽の香りに、加熱により生じる香ばしさが加わったものが煎茶の主な香り。両者のバランスがとれている煎茶が良いとされる。

「釜香」という特有の香りがあるが、その実態は明らかになっていない。煎茶に比べ、加熱による香ばしい香りを多く含む。

良質な青海苔のような深実のある香り成分を多く含む。この香りは覆いをかけて栽培することで生まれる「覆い香」と呼ばれる。

ほうじ茶は、300以上の香りの成分含まれていると言われ、その代表的な成分「ピラジン類」を多く豊富に含む。「ピラジン」はコーヒーや胡麻油などにも含まれる成分。